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ヴィッテンベルク

中部ドイツのザクセン地方北部の小都市。この町の大学の教授であったルターが、1517年に宗教改革を開始した。

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 ヴィッテンベルクは北ドイツのザクセン地方、エルベ川の河岸にある小都市。16世紀初めは人口6000ほどであったが、ドイツの有力諸侯の一つであるザクセン選帝侯の居城があり、また1502年に設立されたヴィッテンベルク大学があった。ヴィッテンベルク城は町の西はずれにあり、隣接してヴィッテンベルク城教会があった。

ルター、宗教改革を開始

 ルターはヴィッテンベルク大学の神学教授であったとき、1517年にこの教会の門に『九十五ヶ条の論題』を貼り出し、カトリック教会・ローマ教皇の贖宥状販売を批判し、宗教改革が始まった。
 2017年10月31日、ヴィッテンベルク(記事ではウィッテンベルク)で、宗教改革500年の記念行事が開かれ、ドイツのプロテスタントの牧師とカトリックの神父が合同で礼拝を行い、両宗派の対立を克服して絆を深めていくことを誓い合った。<朝日新聞 2017/11/1 詳細は宗教改革のページで>
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