印刷 | 通常画面に戻る |

センターテスト 過去問

★ コーヒー関連の歴史 

2006 センター本試験 第4問の一部

【問】世界の飲食文化に関する次の文を読んで太線部について答えなさい。

C コーヒーは、イスラーム文化圏からヨーロッパに伝えられた。17世紀半ばには、イギリス最初のコーヒーハウスが作られ、コーヒーはしだいにヨーロッパの日常の飲料として定着していった(右図省略)。19世紀以降、ヨーロッパ列強は植民地でコーヒー栽培を行い、それは帝国主義経済を支える輸出品の一つとなった。ドイツもアフリカに植民地を獲得すると、広大なプランテーションでコーヒー栽培を試みた。やがて第一次世界大戦が始まると、戦時下で追い詰められたドイツの市民生活から、コーヒーは生クリームや砂糖とともに姿を消した。キール軍港の水兵反乱では、食料庫のコーヒー豆が略奪される事件も起こったのである。
コーヒーハウス
ロンドンのコーヒーハウス
問1
下線部①に関連して、18世紀のロンドンのコーヒーハウスについて述べた文として最も適当なものを選べ。
参政権を持たない女性たちが集い、議論する場となった。
カルヴァンら思想家が意見を交わし、イギリス世論を形成する場となった。
新聞が備えられ、情報交換の場となった。
農奴解放を求める農民が集まり、ワット=タイラーの乱に発展した。

問2
下線部②に関連して、ドイツの対アフリカ政策について述べた文として正しいものを選べ。
マダガスカルを領有した。
二度にわたるモロッコ事件を起こした。
エチオピアを侵略し、植民地とした。
ファショダ事件でフランスと対立した。

問3
下線部③をきっかけに起こった出来事について述べた文として正しいものを選べ。
ドイツがイギリスとブレスト=リトフスク条約を結んだ。
ドイツは太平洋の植民地を日本に占領された。
ドイツが無制限潜水艦作戦に踏み切った。
ドイツ革命が起こり、帝政が終わった。
 

解 答

問1 問2 問3
 ③   ②   ④ 

解 説

 
印 刷
印刷画面へ
関連する用語集
コーヒー関連