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クディリ朝

11世紀にジャワ島東部にあったヒンドゥー教国。マハーバーラタを主人公にした影絵(ワヤン=クリ)が盛んになった。1222年にシンガサリ朝によって倒された。

 ジャワ島東部に11世紀の初めに生まれた。初代の王エルランガ王(1037年~1049年)を讃える碑文が残っており、それによるとヴィシュヌ神の化身とされ、バラモンによって推されて王になったという。このころから仏教に代わりヒンドゥー教が優勢となり、『マハーバーラタ』もジャワ語に翻訳され、ジャワ独特の影絵芝居ワヤン=クリの題材とされるようになる。
 ジャワ島には次の13世紀にはシンガサリ朝が興り、クディリ朝は1222年には倒れた。その後、1289年には元の使節がジャワ島に至り、服属を要求したが、そのときジャワ島ではクディリ朝の遺児が反乱を起こし、シンガサリ朝の国王を殺すという事件が起きた。シンガサリ王の女婿ヴィジャヤが王位の回復のために元軍の支持を受けることに成功し、マジャパヒト王国を開いくことになる。マジャパヒト王国はジャワ島に於ける最後のヒンドゥー教国となり、次のマタラム王国からはジャワ島はイスラーム化することとなる。
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