大蔵経とは一切経とも言われ、仏教の経(釈尊の教え)、律(僧侶の生活規範)、論(経の注釈書)の「三蔵」と、仏教の解説書などをすべて含む仏教典籍の総称である。
宋(北宋)の太祖(
趙匡胤)の時、国家的事業として漢訳『大蔵経』の刊行が始まった。『大蔵経』刊行は膨大な版木を作り、
木版印刷するもので「宋版」という。
宋版は1239年に完成した。朝鮮の
高麗版大蔵経はそれより前、初雕高麗大蔵経が1020年頃に刊行に着手し1087年に完成、再雕高麗大蔵経が1236年に再刊着手し1251年に完成し現在も韓国の海印寺に保存されている。