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アインジャールートの戦い

1260年、マムルーク朝がモンゴル軍を破った戦い。

 1260年、パレスチナのアインジャールートであったモンゴル帝国の遠征軍(フラグの部下のキトブカが指揮)とエジプトのマムルーク朝軍の決戦。モンゴル軍はダマスクスを本拠に、将軍キトブカの率いる3~6万の兵力、エジプト軍は12万の大軍が激突した。マムルーク軍を率いたバイバルスは軍を二分し、正面から当たった軍は敗走したがもう一つの軍で追走するモンゴル軍の背後に回り、モンゴル軍を包囲して勝利した。<牟田口義郎『物語中東の歴史』中公新書>
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