1777年10月、
アメリカ独立戦争の形勢を逆転させた、アメリカ軍の勝利した戦い。開戦以来、苦戦が続いていた
ワシントン指揮の独立軍であったが、ニューヨーク北方のサラトガで、司令官ホレイショ=ゲイツ将軍の率いる部隊が、南下中のイギリスのバーゴイン将軍指揮下のイギリス軍を破った。このサラトガの戦いはアメリカ独立戦争の一つの転機となった。それは、アメリカ軍がその訓練や給与は貧弱であっても、イギリス正規軍に十分対抗し得ることを立証し、また
フランクリンの働きかけにもかかわらず躊躇していた
フランスの参戦(1778年2月)を実現させた。