マンサ=ムーサ
14世紀のアフリカのイスラーム教国のマリ王国の最盛期の王。豪勢なメッカ巡礼をしたことで知られている。
Source: Wikimedia Commons (Public Domain)
Detail from the Catalan Atlas Sheet 6 showing the Western Sahara.
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右の図は、14世紀にカタロニアで作成された世界図の一部。サハラ砂漠の交易路と黒人の王の座像などが描かれている。王にはラクダに乗った隊商が対面している。王には「ムッセ・マリ(マリ王)と呼ばれ、国に産する金のゆえに最も富裕な王である」という説明がついている。<宮本正興・松田素二編『新書アフリカ史改訂版』2018 講談社現代新書 p.156>
Episode マンサ=ムーサのメッカ巡礼
(引用)おびただしい従者と、黄金や贈り物を積み上げたラクダの隊列にかこまれて巡礼に旅立ち、・・・・カイロに向かった。彼はまことに見事な馬具をつけた馬に乗り、奴隷500人のそれぞれが金の延べ棒を担いで彼の前を進んだ。彼は莫大な黄金を用意して、行く先々でそれを贈り物とした。・・・・マンサ=ムーサの富と寛大さ、彼の従者たちの素朴な、礼儀正しい態度は、行く先々によい印象をうえつけ、彼のキャラバンの豪壮・華麗なさまは、のちのちまでも驚異とうわさ話のまとになった。<マーガレット・シニー著『古代アフリカ王国』東大出版会 1978 p.72>