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星室庁裁判所

イギリスのチューダー朝での国王直属の裁判所。ヘンリ8世の時に整備されたが、後のピューリタン革命で廃止される。

 イギリスのテューダー朝では国王直属の裁判所がウェストミンスター宮殿の星の間(天井に星が描かれていた)で開催されたので、星室庁裁判所と言われた。
注意 星室庁裁判所の成立時期 星室庁裁判所の開設は、従来はヘンリ7世の時、1485年とされていたが、最近では、この時は不定期の裁判であり、恒常的な裁判所として整備されたのは次のヘンリ8世の時であるとの説が有力となり、山川出版社の詳説世界史、世界史用語集も最新版から改められている。ただ、旧来の通りヘンリ7世の時に設けられたとい雨器術のままの教科書も見られる。始まったのはヘンリ7世の時だが、その時はまだ臨時のものであり、恒常的な裁判所として整備されたのはヘンリ8世の時とするのが正しいようだ。

星室庁裁判所の廃止

 この裁判所は、主に王権に反抗した貴族を裁くために開かれ、王権の強化の手段とされ、イギリスの絶対王政のもとで猛威をふるった。後の17世紀に、スチュアート朝のもとで国王の専制政治に対する批判が強まる中、長期議会が開催され、1641年に廃止されることとなった。 → ピューリタン革命
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