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第一身分

フランスの旧制度で特権階級である聖職者。

 フランスのアンシャン=レジーム下の特権階級である聖職者(司教、司祭などカトリック教会の僧族)。フランス全土で約12万、人口比で約0.5%とされる。高位聖職者は貴族の出身であり、同時に封建領主であった。ただし、下級聖職者(司祭)の中には平民出身者も相当数いたので、改革賛成者も多かった。アベ=シェイエスも聖職者であったが第三身分代表として立候補し、当選していた。そこで、1789年の三部会開催にあたっては、第三身分の改革派がさかんに第一身分を議員を切り崩して、国民議会開催にこぎ着けることができた。
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