サウード家
18世紀のアラビアのリヤドの豪族。イスラーム改革運動のワッハーブ派を保護して台頭し、ワッハーブ王国を建設。一時、エジプトのムハンマド=アリーに抑えられたが、20世紀初頭にイブン=サウードがハーシム家と対抗して復興し、アラビアの覇権を獲得、1932年にサウジアラビア王国を建国した。現在もサウジアラビアの王家として続いている。
アラビアの東部(アル=ハサ地方)の中心リヤドの北15kmほどにあるダルイーヤの豪族。18世紀中頃、その首長ムハンマド=イブン=サウードが、イスラームの改革運動を始めたイブン=アブドゥル=ワッハーブを保護し、ワッハーブ派の信仰を掲げてアラブ諸部族を統合し、ワッハーブ王国(第1次サウード王国)を建国した。ワッハーブ王国は19世紀に入り、エジプトのムハンマド=アリーに攻撃されて敗れ、サウード家もアラビアを追われクウェートに逃れる。
サウジアラビア王国の建国
その後アラビアにはイギリスと結んだメッカの太守、ハーシム家のフセインが台頭し、ヒジャーズ王国を建国するが、リヤドに戻ったサウード家のアブドゥルアジズ(イブン=サウード)が再びワッハーブ派の信仰を掲げて対抗し、1925年までにアラビアの覇権を確立した。1932年にサウジアラビア王国を樹立した。サウード家は現在もサウジアラビアの王位を世襲している。