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戊戌の政変

1898年、戊戌の変法を進めていた康有為ら改革派を保守派の西太后が弾圧した事件。

 1898年9月、清朝の光緒帝のもとで戊戌の変法と言われた近代化路線を進めようとした康有為ら革新的官僚が、宮廷の保守派西太后によって弾圧されたクーデター事件。戊戌の変法を推進した光緒帝は保守派の中心人物西太后を頤和園に幽閉しようと計画し、実力者袁世凱に協力を求めたが、袁世凱は逆にクーデター計画を西太后側に密告したため、光緒帝は逮捕されて幽閉されてしまった。また維新派(改革派)官僚も弾圧され、首謀者として譚嗣同は処刑され、康有為梁啓超は逃亡して日本に亡命した。 
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